はじめに
皆さんお久しぶりです!インターンの與那覇(ヨナハ)です
今回は「〇〇 as a Service」の略語である「DaaS / HaaS / IaaS / PaaS / SaaS」についてコンパクトに解説していきたいと思います
5つの違いをしっかり押さえ、最新ニュース記事も読めるようにしましょー!!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
DaaS(Desktop as a Service)・・・パソコンのデスクトップ環境をクラウドで提供すること。即座に低コストで利用できるが、アプリとの互換性がない場合があり、大容量データの転送は遅くなるという特徴を持つ。
HaaS(Hardware as a Service)・・・サーバやネットワーク回線などに必要なハードウェアを提供するサービス。利用者の業務システムに応じて必要なOSだけをインストールするという特徴を持つ。
IaaS(Infrastructure as a Service)・・・仮想サーバ、ハードディスク、ファイヤーウォールなどのインフラを提供する事。PaaSに比べて専門的な知識を必要とし、自由度が高いという特徴を持つ。
PaaS(Platform as a Service)・・・開発に必要なネットワークのインフラ、OSなどのプラットフォームを提供する事。必要な環境が揃っているのでプログラムを作ることに集中できるという特徴を持つ。
SaaS(Software as a Service)・・・Gmailや無料ブログサービスなどのソフトウェアを提供する事。すでに用意されているサービスなので開発をする必要はないが、自由度は低いという特徴を持つ。
DaaS / HaaS / IaaS / PaaS / SaaSの意味・特徴・具体例
「DaaS / HaaS / IaaS / PaaS / SaaS」は全てインターネット経由で利用できるサービスで、これらをザックリ説明すると以下のようになります。
DaaS =「インターネット経由で利用できるデスクトップ環境」
HaaS =「インターネット経由で利用できるハードウェア」
IaaS =「HaaSとほぼ同義」
PaaS =「インターネット経由で利用できるプラットフォーム」
SaaS =「インターネット経由で利用できるソフトウェア」
つまり、「0から開発を進めるか」「ある程度開発されたものを使うか」「既に完成したサービスを使うか」という「範囲」の違いです。
既に開発されたアプリは手軽に使えますが、完成されているためカスタマイズすることはできません。
一方、0から開発を進める場合はコストやスキルが必要ですが、自分で自由にカスタマイズすることができます。
どちらが良い/悪いではなく、必要に応じて使い分けることが大切なんですね。
DaaS / HaaS / IaaS / PaaS / SaaSの対象ユーザー
「DaaS / HaaS / IaaS / PaaS / SaaS」は扱う範囲が異なるので、対象となるユーザーも変わってきます。
SaaS:私たちが普段使うスマホアプリはほとんど「Saas」です。好きな時にだけ手軽に利用します。
DaaS:MacでWindows環境の作業をしたいとき、またはセキュリティが固いために特定のPCを遠隔で操作したいときなどに使うのが「DaaS」です。
HaaS / IaaS:サーバの設計・構築を業務で行うインフラエンジニアが利用するのが「HaaS」「IaaS」です。
PaaS:基盤となるサービスの上でアプリの開発を行う人が利用するのが「PaaS」です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
他のサイトではこれらの違いについて難しい言葉で説明していたので、ここではそれをできるだけコンパクトにまとめさせていただきました。
これからもクラウドを中心とする「○○ as a Service」から目が離せませんね!
この記事を通して「DaaS / HaaS / IaaS / PaaS / SaaS」に関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
追記;AWSにおける IaaS / PaaS / SaaS はこちらを参考にしてください。
参照元
https://www.idcf.jp/words/saas.html
https://mercart.jp/contents/detail/12
https://boxil.jp/mag/a852/#852-5
https://note.com/naberun/n/n9026c6e9eec1
https://boxil.jp/beyond/a5700