はじめに
今回取り上げる「クロスデバイス」は、文字通り「デバイス(スマホやパソコン、タブレットなど)をクロス(横断)する」ことです。
ただ、意外に多くの方が「つまりどういうこと?」と事例を求められたときによい具体例が思いつかないようです。
今回は事例を交えながら、プラスαでビジネスでの活用まで解説できればと思います。
早速見ていきましょー!!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
クロスデバイス(Cross Device)・・・コンテンツやデータなどを様々な端末で共有すること。
クロスデバイスの意味・具体例・特徴
クロスデバイスを簡単にいうと「複数のデバイスでやり取りすること」です。
具体例としては、
・朝スマホでAmazonの商品をカートに入れ、夜パソコンでその商品を注文する
・パソコンとスマホで同じGoogleアカウントを利用する
・スマホで見ていたYouTubeである動画を「後で見る」にし、のちにパソコンで「後で見る」を再生する
等があります。
ほとんどの場合、アカウントを紐づけることでクロスデバイスが可能となります。
データ分析におけるクロスデバイス
データを分析する際にクロスデバイスの考え方を用いれば、
◾️デバイス毎にユーザーの行動に違いはあるのか
◾️デバイス毎の広告の効果に違いはあるのか
等を調べることができます。
この視点でユーザーを分析することによって、広告の内容やターゲット層を最適化したりすることができます。
「クロスデバイス」の考え方を考慮しないと、別端末からきた同じユーザーを別人としてカウントしてしまうのです。
さいごに
このように、アクセスする側にとっては同じアカウントでデータを引き継いで使えるため便利ですが、情報を解析する側もより精度の高い情報を得られるため有効な機能といえます。少し踏み込んだ内容でしたが、「クロスデバイス=別端末でデータを共有すること」ということだけでも覚えていってください。
この記事を通してクロスデバイスに関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
参照元
https://kotobank.jp/word/クロスデバイス-1714493