Tableau

Tableau Tips〜INDEX関数〜

はじめに

今回紹介するINDEX関数はTableauの関数の中でも非常に特殊です。
書き方は一通りしかないのですが、使い方次第で様々な表現をすることができます。
では一体どんな使われ方をするのでしょうか、早速みていきましょー!!✨

INDEX関数とは

INDEX関数をザックリいうと「行に番号をつける関数」で、「INDEX()」と書きます。
え、それだけ!?
と思うかもしれませんが、本当にこれだけです。

基本的な「INDEX()」の使い方

INDEX()で行に番号を付けることで、順位を表したりすることができます。
今回はサブカテゴリ毎に順位をつけてみましたが、集計方法は[表計算の編集]から変更することができます。
※1位だけ色を変える棒グラフの作成方法はこちらを参照
<行で順位を表示>

<ラベルで順位を表示>

INDEX()で遊んでみた

「INDEX()」は本来、行に番号を付けるという関数なのですが全く別の使い方をすることもできます。
これは完全に私(ヨナハ)のオリジナルなので、参考程度にどうぞ。
課題:「割引率が基準値(15%)を超えている”サブカテゴリ”と”メーカー”を調査し、一つのビューで表現したい」
解決策:「INDEX()を使ってメーカーを表示する」

ビューの作り方はかなり複雑なのでここでは割愛しますが、INDEX()を用いて特定のメーカーのみを表示させることができました。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
最後に紹介したINDEX()の使い方は、たまたま見つけたものなので個人的には一番好きです。
この記事を通して「INDEX()」に関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇‍♂️
エクスチュアは、デジタルマーケティングからビックデータ分析まで幅広くこなすデータ分析のプロ集団です。
tableauのコンサルティング/導入支援はこちらから。

参照元

https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_functions_tablecalculation.htm#windowmaxexpression-start-end

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Tableau

    上位N件セットを使って「その他」を効果的に表現する【Tableau】

    完成図【手順】パラメータを用いて上位N件セットを作る①:パラメー…

  2. Tableau

    Tableau 2021.1 新機能紹介

    Tableau 2021.1 新機能紹介今回の2021.1は前回ま…

  3. Tableau

    Tableauで長い文字列データをシート上で折り返す方法

    こんにちは。今回はTableauの小技を紹介します。ビジュア…

  4. Tableau

    【手順解説】MacでRedshiftに接続できない時の原因と対処法【Tableau経由】

    はじめに今回は、私(ヨナハ)が実際に業務でトラブったことをシェアした…

  5. Tableau

    TableauでTreasure Data上のデータへ接続する方法(2023/03/20時点)

    こんにちは、エクスチュアの松村です。エクスチュアブログでの人…

  6. Tableau

    Tableau:2つの値の比較に便利な「ダンベルチャート」を作る

    こんにちは、エクスチュア渡部です。今回は2つの値を比較するときに便…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. 【GA4/GTM】dataLayerを使ってカスタムイベント…
  2. 【GA4/GTM】dataLayerを活用しよう
  3. ジャーニーマップをデジタルマーケティングの視点で
  4. ChatGPT ProからClaude3 Proへ移行した話…
  5. その分析、やり方あってる?記述統計と推測統計の違い
  1. Google Analytics

    Google Analyticsのセグメント機能について②
  2. Adobe Analytics

    Adobe Analytics:自動で分析してくれる貢献度分析(異常値検出)機能…
  3. ブログ

    DirectionAPI+Tableauでドライブ時間の可視化(前編)
  4. IT用語集

    ユーザビリティ(Usability)って何?
  5. KARTE

    KARTE:カスタムイベントでページの要素を取得して接客を出す
PAGE TOP