Adobe Analytics

ページとは-Adobe Analyticsの指標説明

今回はページについて説明いたします。
ページとは
サイト内の各ページに対して指定した指標の結果を示しています。
例えば「ページ」に訪問回数の指標を追加して「ページごとの訪問回数」等を把握することができます。
ページはURLで示されています。
ここで気をつけなければならないのは「合計」です。
ページごとの「PV」はすべてのページのPVをそれぞれ足していけば合計と一致します。
しかし、「訪問回数」は一致しません。
なぜなら、ある1人のユーザが1訪問で複数種類のページを訪問すればページごとの訪問回数はそれぞれのページでカウントされますが、合計としては1訪問でしかないからです。
例えば、サイトに訪問したユーザが以下のように行動したとします。
1月1日 ページA→ページB→ページA→離脱
1月18日 ページB→ページC→ページA→離脱
2月1日 ページA→ページC→離脱
この場合、1月のページごとの訪問回数は以下の通りになります。
ページA:2
ページB:2
ページC:1
2月のページごとの訪問回数は以下の通りになります。
ページA:1
ページB:0
ページC:1
しかし、1月の訪問回数の「合計」は2、2月の訪問回数の「合計」は1とカウントされます。
つまり、ページに訪問回数の指標を追加した場合、その訪問回数の合計は「指定した期間内の、サイト全体の訪問回数」となります。
なお、「ページ」では指標を組み合わせることで、改善すべきページを発見することができます。
例えば、「ページ」に「入口」と「バウンス」の指標を追加して「入口となりやすいがバウンス率が高いページ」がないかを確認し、存在していた場合にはそのページの改善をすべきだという推測ができます。

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