Adobe Analytics

ページでの滞在時間とは-Adobe Analyticsの指標説明

今回はページでの滞在時間について説明いたします。
ページでの滞在時間とは
サイトを訪問したユーザがページを見ていた時間を示しています。
計測方法はユーザーがページを閲覧し始めた時間と遷移した次のページを閲覧し始めた時間との引き算です。したがってユーザがサイトを離脱する直前に閲覧していたページの滞在時間は計測できません。
以下のユーザ行動例に対して実際に計測される訪問回数を記します。
計測方法:例
ページAを8:00に閲覧し始める→ページBを8:05に閲覧し始める→ページCを8:08に閲覧し始める→サイトを離脱
ページAの「ページでの平均滞在時間」は5分
ページBの「ページでの平均滞在時間」は3分
ページCの「ページでの平均滞在時間」は0分
以上のように計上されます。
なお、ページでの滞在時間が長ければ良いのか、短ければ良いのかはサイトの目的によって異なります。例えば、長めの文章を載せているコンテンツサイトなどではページでの平均滞在時間は長い方が良いです。しかしユーザに起きた問題を解決するためのサイトの場合、滞在時間が短い方が良いです。なぜならそのサイトが問題解決に迅速に役立ったということを示すことになるからです。
次回は訪問別滞在時間の指標について説明します。

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