ブログ

④DMPについてーOracle DMP

こんにちは!インターン生の藤本です。
今日は海外DMP3つ目、Oracle DMPについてまとめたいと思います。
《Oracle DMPの特徴》
・データに関して
Oracle DMPは、1st・3rdパーティデータを統合せずに利用できます。
組み合わせたデータを使用したい場合は、データメニューにチェックを入れるだけで組み合わさったデータを使用することができ、またセグメントも作成できます。
新たにターゲットを作成する操作は、DMP画面上に並ぶデータのメニューにチェックを入れるだけで良く、データの粒度が細かいので、属性以外にも例えば『ハイブリッドカーを購入しようとしている人』といった限定的なオーディエンス選択もできます。
Oracleは、匿名化されたCookieとして消費者の属性(性別、地域等)、閲覧履歴、購入履歴などの情報を集約していますが、
匿名化されたCookie情報を利用されたくない場合は、「Oracle Data Management Platform」のWebサイトで「オプトアウト」することでいつでも対象クッキーから除外されます。
データメニューをOracleスタッフがトレンドや母数を精査して作成しており、常に10%ほどのデータが入れ替わっています。
膨大なデータを、Oracle専門チームがマーケターのために使いやすく整えていることが強みです。
 
・データエクスチェンジ(Data Market Place)に関して
Oracleには、Audience Data Marketplaceというデータ売買市場があります。
Audience Data Marketplaceでは、3億以上のオーディエンスが売買されていて、30社以上の Branded Data Providersを含め、200社以上のデータプロバイダーがマーケットプレイスに3rdパーティデータを提供しています。
データプロバイダーを含め、数多くのパートナー企業と連携している点がOracle DMPの特徴です。
 
・Look-a-likeモデリングに関して
セグメント抽出の際、複数の「Modeling Partner」のLook-a-likeモデリング(オーディエンス拡張)が使用でき、潜在顧客の発掘も容易に行えます。(現在、以下8社のモデリングパートナーが登録されている。
Arcametrics / Datacratic / Experian / Korrelate / MediaMath / TribalFusion / TruSignal)
Oracle DMPは、2015年第4四半期のForrester Wave Data Management Platformの資料で、マーケットでの存在感 (Market presence)において、3.50点のスコアを記録し、Adobe・Kruxと並んで最も高い評価をうけました。
※Forrester Waveの資料とは、特定のマーケットのベンダ/製品群を、現行の製品 (Current offering)、戦略 (Strategy)、マーケットでの存在感 (Market presence) という3つの軸で評価するものです。

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. ブログ

    IPアドレスとは

    こんにちは。インターン生の藤本です!今日はIPアドレスについて説明し…

  2. ブログ

    東南アジアのデジタルマーケティング

    こんにちは!インターン生の山本です!今回は、現在私が調…

  3. ブログ

    データ視覚化ツール「Power BI」

    はじめまして、インターン生の山本です。前回の記事から非常に期間が空い…

  4. ブログ

    カスタマージャーニー作成

    こんにちは!インターンの藤本です。今日は私がここ数日間取り組んでい…

  5. ブログ

    ページ作成ツール"Marketo"を使ってみて。

    こんにちは!インターン生の山田です。今回は、"Marketo"につい…

  6. ブログ

    ⑤おまけーDMPに関する用語まとめ

    こんにちは!インターン生の藤本です。海外DMPについてブログをいくつ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. 【GA4/GTM】dataLayerを使ってカスタムイベント…
  2. KARTE を使ってサイト外でも接客を
  3. 【GA4/GTM】dataLayerを活用しよう
  4. ジャーニーマップをデジタルマーケティングの視点で
  5. ChatGPT ProからClaude3 Proへ移行した話…
  1. Mouseflow

    分析対象を絞り込むフィルター機能
  2. Databricks

    Databricks: Spark DataFrameでユーザー定義関数を使う
  3. ヒートマップ

    クリック・ヒートマップの使い方
  4. Azure

    Google Cloud StorageとAzure Blob Storage間…
  5. Mouseflow

    Mouseflowを採用するWebサイトが10万を突破!
PAGE TOP